ジョコウィ大統領は3月6日、1年間に約200万人の国民が治療を受けるために海外へ行っていると指摘し、その為替損失は165兆ルピアに達すると明らかにした。大統領は保健大臣らと共に、西ジャワ州バンドンに新しくできたマヤパダ・ホスピタル・バンドンを訪れた際にコメントした。
より充実した設備や技術を求めて海外での治療を選択する人々のうち、約100万人がマレーシアへ、約75万人がシンガポールへ、残りは日本やアメリカ、ドイツなどへ渡航しているという。
ジョコウィ大統領は、マヤパダ・ホスピタルのような高度な病院を増やすとともに、専門医やスペシャリストを養成し、海外への流出を食い止めたいと語った。