インドネシア政府による電気自動車(EV)向け補助金を受け、同国の二輪車メーカー各社は販売拡大に向けて動いている。
EV向け補助金の対象となる「Volta」「Selis」「Gesits」の各二輪車ブランドは、2023年の販売台数が前年から2桁増加すると見込んでいる。一方、各社は販売拡大に対応するため、生産能力の引き上げが必要だという。
「Selis」ブランドでEV二輪車を出がけるジュアラ・バイクのウィルソン・テオ取締役は「2023年の販売台数は前年から約40%伸びるだろう。さらにわが社の連結売上高は7000億ルピア(約4550万米ドル)を上回る見通しだ」と説明した。