米国の病院事業者Mayo Clinicはこのほど、首都ジャカルタにオフィスを開設した。同社にとって東南アジア地域では初めてのオフィスだという。これを通じて東南アジアでの展開を広げたいとしている。
Mayo Clinicのジャカルタ・オフィスは、患者を支援するとともに、医師や保健事業者が、同社が米国と英国に持つ医療機関の予約を実施するのを後押しする見通しだ。
Mayo Clinicのアジア太平洋事業者は「インドネシアからの患者の流れが良好であることから、同国はわれわれにとって重要な市場となっている」と説明。さらに「心配なことやさらなるケアを求める場合、わが社はこうした需要に対応したい」と強調している。
ジャカルタ・オフィス設置前にはインドネシアの患者は直接、Mayo Clinicの医療機関にコンタクトをとらなければならなかった。新オフィスにより、Mayo Clinicの病院へのアクセスがさらに改善すると期待されている。