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ノーヘルの豪人を強制送還 バリ島

(c) TheJakartaPost

バリ島のングラライ国際空港入国管理局のライ・スギト局長は4月2日、バリ島でヘルメットを着用せずにオートバイに乗っていたオーストラリア人の女性が、警察の指示に従わなかったとして3月31日に国外退去処分となり強制送還されたと明らかにした。

女性は北クタのティブベネン通りで行われていた定期的な検問で警察官に停止を求められた。ヘルメット無しで運転していたことが違反であることを認めず警察官と口論になったという。さらには「23年間ここに住んでいる」と叫ぶ姿が動画で撮影され、3月上旬にソーシャルメディアで拡散された。

今年1月1日から3月25日までの間に、バリ島当局は76人の外国人を強制送還している。その大半は在留期限越えの不法滞在で、その他は観光用のビザで入国して違法に就労したり、犯罪を犯したりした人だという。