韓国ロッテグループの化学メーカー・ロッテケミカルのインドネシア支社であるロッテケミカル・インドネシア社は7日、バンテン州チレゴンに建設予定のエチレン・プラントの起工式を開催した。
ロッテグループの辛東彬(重光昭夫)会長はスピーチの中で、新プラント建設は東南アジア最大の化学メーカーを目指す上での重要なマイルストーンとなると述べた。現在、建設は計画段階で2019年か2020年に着工し、完成は2023年を予定している。
原料のエチレンから各種石油化学製品の製造を行う大規模な石油化学コンビナートとなる予定。インドネシアでは現在、石油化学製品の半分以上を輸入に頼っており、国内に新たに大規模製造拠点ができることで、貿易収支が改善されることが期待される。
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