SBIホールディングス株式会社は4月3日、インドネシアで包括的な低温物流サービスを提供するフレッシュ・ファクトリー(本社:シンガポール)へ出資すると発表した。
同社グループが運営するファンド(SBI-NTU-Kyobo Digital Innovation Fund)を通じて出資する。今回の合計約5.4億円のプレシリーズAラウンドでは、同ファンドがリード投資家を務め、East Venturesなどのインドネシアの著名な投資ファンドが参加している。
2020年創業のフレッシュ・ファクトリーはインドネシアでロジスティクスを手掛ける。ハイパーローカル(超地域密着型)に展開し、自社保有または契約する冷蔵設備が整った倉庫から半径8キロ圏内のラストマイルを配送する。ラストマイルのコールドチェーン配送網の構築は先駆的で、インドネシアにおけるコールドチェーン取引量の拡大に伴う更なる事業成長が見込まれる。