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LNG開発計画にCCS追加 CO2全量削減へ | 株式会社INPEX

株式会社INPEXは4月4日、インドネシアのアラフラ海マセラ鉱区で進めている「アバディLNGプロジェクト」において、現在の開発計画にCCS(二酸化炭素の回収・貯留)を新たに追加する改定開発計画を政府当局へ提出したと発表した。

CCSの導入により、アバディガス田から天然ガスに付随して産出される二酸化炭素の全量を削減できる見通し。

同社は今後、政府当局からの改定開発計画の承認後、その他の事業環境の整備状況を踏まえつつ現地での各種作業等をはじめプロジェクト活動を順次再開し基本設計作業(FEED)が開始できるよう準備を進め、マーケティングやファイナンスなどその他必要な準備作業も経た上で、2020年代後半にFID(最終投資決定)、2030年代初頭での生産開始を目標としてプロジェクトを進めていく。