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赤ちゃんのお腹の中に胎児 手術で摘出

(c) Kompas

東ヌサ・トゥンガラ州クパンで、生まれたばかりの男の赤ちゃんのお腹の中に胎児がいるのが発見された。

赤ちゃんは4月18日に帝王切開によって誕生した。生後間もなく、赤ちゃんが排便障害を引き起こしたため医師が診察したところ、しこりのようなものが発見された。最初の検査で腫瘍が確認され、さらに詳しく超音波検査を行ったところ、脊髄が存在し、足や手のような器官があることが判明した。医師団は「赤ちゃんのお腹の中に胎児がいる状態」だと結論付けた。病院によると、結合双生児のような例を除けば、このようなケースはインドネシアではここ10年見つかっていないという。

赤ちゃんは生後37日を迎えた5月25日に胎児摘出手術を受けた。病院側は翌日に会見を行い、赤ちゃんの状態は安定しているとコメントした。現在はまだ排便障害が残っているため、NICUで治療を受けているという。