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臓器売買 警察官や入管職員12人を逮捕

(c) Kompas

インドネシア国家警察本部とジャカルタ特別州警察は7月19日、腎臓を違法に売買した疑いで国家警察の警察官と入国管理局職員、犯罪組織の構成員10人を逮捕した。

国家警察によると、逮捕された警察官は捜査情報を漏洩し、潜伏場所や携帯電話を頻繁に変えるなどして警察の捜査が及ばないよう取り計らっていたとみられ、構成員10人のうち9人が臓器の元ドナーだったことも判明した。インドネシアから腎臓のドナーをリストアップする者や、迎えに行く者など、役割分担も行われていた。カンボジアとインドネシア間で国際的な臓器売買が行われており、カンボジアでもインドネシア人の構成員1人が逮捕されている。

容疑者らが住んでいた西ジャワ州ブカシの借家の近隣住民は「いつも礼儀正しく、近所付き合いもきちんとしていた」と驚きを隠せない様子で語った。