所得格差が広がるジャカルタで、飼い犬のために豪華な結婚式をあげた女性2人がソーシャルメディア上で批判を受け、謝罪に追い込まれる事態となった。
女性2人は、2匹のアラスカンマラミュートにジャワの伝統衣装を着せ、親戚たちと一緒にジャカルタのショッピングモールで偽の結婚式を挙げた。この様子をソーシャルメディアに投稿したところ「ジャワ文化を侮辱している」「不必要に浪費する代わりに人助けするべき」といった多くの批判を受けた。
インドネシアでは所得格差が広がる中で、裕福さの誇示は嫌煙され、批判される傾向がある。ジョコ・ウィドド大統領も今年3月、公務員に対し、ソーシャルメディアへの投稿を含め贅沢な暮らしを誇示することは控えるよう指示していた。今回、メス犬の飼い主が公務員であるとの報道も出ている。