汚職撲滅委員会(KPK)は8月29日、西ヌサ・トゥンガラ州ビマ市の市長ムハンマド・ルトフィ氏(52)が公共の物品・サービスの調達に関わる汚職(贈収賄)を行ったとして容疑者に認定した。
警察は同日にビマ市庁舎などで証拠品の捜索を実施し、今後関係者への取り調べなど詳しい捜査が行われる。一方で、KPKのアリ・フィクリ報道局長は、同捜査の対象となる容疑者の名前を明らかにしていない。
ムハンマド氏は2018年の一斉地方選挙に出馬し、市長に当選。また、ゴルカル党派としてインドネシア国民議会(DPR)の議員を務めていた。