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ジョニー前通信・情報相に禁固15年の判決

(c) Tempo

中央ジャカルタの汚職裁判所は8日、通信・情報省の第4世代(4G)基地局設置事業に絡む汚職事件で、収賄などの罪に問われていた前情報・通信相のジョニー・ゲラルド・プラテ被告に禁固15年を言い渡した。国への賠償金155億ルピアと罰金10億ルピアの支払いも命じた。起訴状などによると、ジョニー被告は、今年5月収賄の疑いで逮捕され、受け取った賄賂は178億ルピアに達するとされる。賠償金や罰金を支払わない場合、全財産の没収や6カ月間の禁固刑が加算されるという。金融開発監督庁(BPKP)のデータから、今回の事件が、国家財政に8兆3200億ルピアの損害を与えたことも判明した。

同事件を巡っては、他に会計監査員(BPK)の職員を含む共犯者14人が、逮捕・起訴されている。ジョニー被告は、判決に不満があるとして、弁護人を通じて即日控訴した。