米経済紙フォーブスがこのほど発表した最新のインドネシア長者番付で、ランクインした50人のうち、石油化学とエネルギー関連の富豪 プラジョゴ・パンゲストゥ氏が1位だった。
プラジョゴ氏は、木材の加工会社、バリト・パシフィック・ティンバーの設立者。同氏の資産額は年々増加し、前年比の約9倍となる552億ドルだった。2位は、鉱山王のロー・タック・クォン氏で、資産額は227億ドル。3位以下に、大手財閥のジャルムグループを率いるロバート・ブディ氏と、マイケル・ハルトノ氏の兄弟が続いた。総資産は、それぞれ257億と246億ドル。
女性でトップになったのは、エネルギー部門で成功した起業家のデウィ・カム氏。石炭火力発電所を運営するスンベールエナジ・サクティ・プリマのオーナーで、かつ石炭採掘会社バヤン・リソーシスの株10%を保有している。資産額は、45億ドル。カム氏は、選出された50人のうち、10位だった。