1月5日朝6時頃、西ジャワ州バンドン県チチャレンカ付近で列車の衝突事故が発生した。
インドネシア鉄道公社（KAI社）の報告によると、スラバヤ・グベンとバンドンを結ぶ豪華列車トゥランガ鉄道とバンドン都市圏通勤列車がチチャレンカ駅とハウルプグル駅の間で衝突し、列車は激しく損傷した。事故発生当時トゥランガ鉄道には287名、バンドン都市圏通勤列車には191名の乗客が乗車しており、22名が病院に搬送されたがいずれも軽症。一方、トゥランガ鉄道の乗務員4名の死亡が確認された。KAI社と運輸省は亡くなった乗務員への追悼の意を表し、詳しい事故原因については今後国家運輸安全委員会と合同調査を行うと発表した。
チチャレンカ駅～ハウルプグル駅の区間は損傷した列車の回収作業などが終了するまで当面の間運行不可となるため、迂回路線などで振替輸送を行う。
