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気象研究者 雨季は1月で終了の可能性を指摘

(c) Tempo

国家研究革新庁(BRIN)気象大気研究センターの主席研究員エディ・ヘルマワン氏は1月5日、インドネシアにおける雨季は通常12~2月とされているが、2023年5月にはじまり1年近く続くであろうエルニーニョ現象によって今年の雨季は2月までもたないとの見解を示した。

また、12月からインドネシア各地で降り続いている雨はアジアモンスーン(季節風)や西風の影響を受けていることが理由だが、今後エルニーニョ現象が4~5カ月続くことを考慮すると農家は作付けの時期を早め、作物が十分な水分を得てうまく成長できるように調整する必要があると呼びかけた。さらに、気象に合わせて乾燥に強い裏作物を栽培することも提言した。