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空港税関 麻薬密輸を阻止 流行の手口を公開

(c) Tempo

スカルノハッタ国際空港税関は3月5日、国家警察犯罪捜査局と連携して新たに3件の麻薬密輸事件を摘発したと明らかにした。彫像や靴、本、タバコの箱に隠すなどしてカモフラージュされていたとされる密輸の手口についても公開した。国際麻薬密輸組織の構成員とみられる4名(マレーシアおよび米国籍者含む)が逮捕された。

1件目はマレーシアから発送されたバリ島宛の小包に入っていた魚型の置物にコカインが隠されており、2件目はマレーシアから到着した乗客が複数の違法薬物および向精神薬を大量に所持しており挙動に不審点があったため税関職員が気付いた。3件目は、米国ニューヨークから発送されたバリ島宛小包からアルバムのような本と木製オルゴールを模した容器に隠された状態で違法薬物のサイロシンが見つかった。

容疑者らは有罪の場合、麻薬、アルコール、および危険薬物に関する法律2009年第35号に基づき死刑または無期懲役が科される。