南カリマンタン動植物・水産物検疫所は、日本へ輸出する60匹のアロワナ(バンジャールレッドおよびスーパーレッドの2種)に対し認証を行った。価値総額は9,520万ルピア。
同所のスディルマン所長によると、アロワナは日本で養殖する予定で、10センチ以上の個体であることが輸出の条件。「色や模様が特徴的であることから潜在性の高い輸出商品となっており、個体にもよるが世界一高価な観賞魚の一つだ」と語った。
バンジャールレッドはカリマンタン島バンジャルマシンに生息するゴールデンアロワナ(黄龍)にレッドアロワナ(紅龍)を交配させた種で、スーパーレッドは鮮やかな赤色の発色が顕著な紅龍の一種。成魚では体長約60センチほどになり、1匹当たり数万円〜数十万円で取引されている。