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地滑りで20人が犠牲に 知事は用地開拓が原因と訴え トラジャ

(c) makassar.kompas.com

南スラウェシ州タナトラジャ県マカレ地区と南マカレ地区の2カ所で13日、地滑りが発生した。集中豪雨で地盤が緩んだ周囲の傾斜が崩れ落ち、山あいに住む人々が巻き込まれ、合わせて20人の死亡が確認された。現場では悪天候が続き、捜索活動は難航した。

トラジャ県知事のテオフィルス氏は、「自然要因もあるが用地開拓による除草剤使用の影響だ。」と訴えた。環境非政府組織(NGO)も、「南スラウェシ州では昨今、環境破壊を引き起こす多くの鉱山が操業されており、地元住民に甚大な被害を与える洪水や地滑りを引き起こす要因となっている。」と鉱山の操業許可を取り消すよう地方政府に求めている。