中部パプア州パニアイ県アラディデ地区で10日、オクトヴィアヌス・ソコルレイ陸軍中尉が、武装勢力「自由パプア運動(OPM)」の構成員に射殺される事件があった。
同日夕方頃、オクトヴィアヌス氏は物資を受け取るため港へ向かったまま軍本部へ戻らず、翌日幹線道路で倒れて死亡しているのが見つかった。OPMの構成員らは、オクトヴィアヌス氏を殺害した後、遺体の側で写真撮影し、同氏が乗っていたバイクで逃走したと見られている。
オクトヴィアヌス氏は外出時、武器を所持していなかったという。治安当局は、捜査を開始、逃走中の構成員の行方を追っている。