【インタビュー】建設業界のコンビニを目指して｜MAX RENT

インドネシアで外資のレンタル事業運営が認められたことを受け、日本、タイ、ベトナムで培ったノウハウを生かし、昨年他社に先立ちさっそうと進出した企業がある。建設機械の総合レンタル会社として40年の実績を持つ「株式会社レント」と「丸紅株式会社」の合弁会社として設立した「PT.Max R ent I ndonesia」は、建設機械レンタルというインドネシアではまだ新しい領域から、同国の工事現場にどのようなインパクトを与えるのか。

話者プロフィール

President Director 長谷川 文明氏
経歴
1985年4月　（株）レント　新卒入社
2002年6月　（株）レント　取締役　企画営業部長
2011年8月　（株）レント　常務取締役　営業本部長
2012年7月　RENT(Thailand) Co.,LTD. 代表取締役（ レント子会社）
2022年3月　（株）レント　取締役　常務執行役員　広域営業本部長
2023年8月　（株）レント　取締役　常務執行役員　海外事業本部長
好きなレンタル商品：アーティキュレート・ブームリフト（スカイZ）
好きなインドネシア料理：ソトアヤム
趣味：ゴルフ、映画
得意なカラオケソング：赤いスイートピー（松田聖子）
好きなキーワードは「いつでも進化」

インタビュー記事本文

御社の特徴についてお聞かせください。

　機械だけをお貸しするのではなく、お客様のところに出向き、お話を伺い、機械に関わるサービスを提供しています。初期段階においては、お客様のプロジェクトサイトに機械を持ち込み、無償でトレーニングを行うといった対応をすることもあります。
弊社では米国・ヨーロッパ製の高所作業機（AWP）、日本製のフォークリフト、発電機から小型の電動工具まで、一部の建設機械だけでなく必なものすべてを総合的にお貸しするという日本流の便利なレンタルサービスを提供しています。お客様からのご相談やアイデアをもとに、お客様と共にアイテムを増やしていくというスタイルも弊社の特徴のひとつです。インドネシア特有のニーズをヒアリングしながら、商品のラインアップを拡大し、適切に整備された機材を多様な現場のニーズに合わせて柔軟に提供することで作業効率向上に寄与したいと考えています。

レンタルはどう活用したら良いのでしょうか？

1年は確実に使うがその先はまだ不明、自社で数台のみ購入し、足りない部分はレンタルで補いたい、自社で機材を大量購入すると管理・メンテナンス・保管に手間と用がかかるので負担を軽減したい、急な変更に対応したい、などという場合に最適です。人件費だけでなく全体的な建設費と工期の圧縮、安全性や品質面など、総合的に考えて積極的に機械化を進めていらっしゃる企業様には、効果的にご利用いただいています。

サービスエリアは?

　タンゲランを拠点に、ジャカルタから片道3時間半程度の圏内でサービスを展開していますが、コンビニやスーパーのようにお客様の身近なところでサポートできる存在であるために、ジャカルタの東方への出店準備をしています。数年後にはプラントの周辺やスラバヤなどにも出店しメンテナンスサポートにも広域性を持たせていく予定です。

インドネシアでの課題は?

インドネシアではこれまで経費で気軽に借りられる建設機械のレンタルの仕組みがなかったので、まず市場にバリエーション豊富な総合建設機械レンタルという新しい選択肢をご提案する段階、ちょっと気軽に借りられる便利さを知っていただく段階にあると感じています。
　保管・維持・メンテナンスが不要で、流動的なニーズへの高い対応能力があるといった付加価値をお客様にご理解いただいた上で、インドネシアの工事工程に合わせた形での機材提供と手に取りやすい価格設定を実現し、お客様と一緒にプロジェクトを進める立場になれるよう、取り組んでいきたいと思います。どんなことでもお気軽にご相談ください

お気軽にお問い合わせください

担当者連絡先
中西(日本語対応）
081110531200（WA可）
email:nakanishim@maxrent.id

Risky (Andini）
81110531400（WA可）
email:risky@maxrent.id

ウェブサイト：www.maxrent.id

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