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国営肥料ププック、ブルネイ国営企業と共同開発で覚書

国営肥料製造ププック・インドネシアは、ブルネイの国営企業ブルネイ・ファーティライザー・インダストリー(BFI)と、尿素とアンモニアに関する共同開発を行うとして、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国で23日、覚書に署名した。東南アジア諸国連合(ASEAN)地域の食糧安全保障の強化が目的で、国家予算から437億ルピアを拠出する。

両社はマーケティングやオペレーション、メンテナンス、工場建設、機器の調達に加え、安全や環境に関する学習トレーニングなどで協力する。
ププック・インドネシアのラフマド社長は「国営企業として農業生産性の向上を支援し、国内の肥料および石油化学工業の変革を推進する。」と述べた上、「ASEANの他国の肥料メーカーを巻き込んで食糧安全保障を促進する。」と語った。

BFIは2013年設立。東南アジア地域で最大規模の、年間136.5万トンの尿素生産能力を持つ。