新首都と空港を結ぶ鉄道を建設　ヌサンタラ新首都庁

ヌサンタラ新首都庁（OIKN）は、新首都ヌサンタラの行政の中心地域とバリクパパンのスピンガン空港を結ぶ鉄道を2029年に運行予定と明らかにした。現在、実現可能か運輸省による調査が行われている。

この鉄道の建設はヌサンタラーバリクパパン間を結ぶ交通手段として、都市間の交通の便を良くすることを目的としている。官庁エリアから空港までの46kmの移動をこれまでより約34分短縮できるとされ、2030年には乗客が年間130万人になると見込んでいる。

この鉄道インフラ建設プロジェクトの概算出資額は約32億米ドル、鉄道車両は約1億2,100万米ドルと推定される。建設は2027年から2年間で行われ、運営は国鉄クレタ・アピ・インドネシア（PT KAI）が担う。