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KPK 国会事務総局を家宅捜索

汚職撲滅委員会(KPK)報道局長は4月30日、インドネシア共和国国民議会(DPR RI)事務総局の家宅捜索を行い、証拠品を収集していると発表した。家宅捜索の対象となったのは、事務総局の職員が働くオフィスを含む複数のワークスペースで、国会議員宿舎に関する汚職疑惑の捜査を目的とした証拠品が押収された模様。これまでにKPKが発表した情報によると、議員宿舎設備調達の入札で2020年度に贈賄が行われた疑いがある。

また、KPKの捜査当局は、3月5日から国民議会事務総局のインドラ・イスカンダル事務総長およびその他6名の国家公務員に対して捜査逃れ防止のため国外への渡航を禁止していた。インドラ事務総長は、3月14日にすでに6時間前後に及ぶ取り調べに応じているが、今回KPKは事務総局の強制捜査に踏み切った。