5000人突破!ライフネシア公式LINE・登録はこちら

世界水フォーラムが開幕 

バリ州バドゥン県ヌサドゥアのバリ国際コンベンションセンター(BICC)で20日、水問題を議論する国際会議「世界水フォーラム」が開幕し、各国の首脳や国際機関の代表が参加した。ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は、人間の生活における水の重要な役割を強調し、水が適切に管理されなければ、経済成長の鈍化、戦争の引き金になると強調。

その対応策として、「世界湖沼デー」の制定やアジア太平洋地域における水と気候変動対策を行う事務局「センター・オブ・エクセレンス(CoE)」の設立、小島諸国における持続可能な水の管理、水プロジェクトの推進などを挙げた。また、世界銀行が試算した「水不足が原因で50年までに経済成長が6%鈍化する可能性」についても言及し、水資源管理の課題に取り組むための国際協力の重要性を呼びかけた。

世界水フォーラムは3年に1度開催され、10回目となる今回は25日まで開かれる。