ムハジル・エフェンディ人材開発・文化調整相は10日、建国79周年を祝う今年8月17日の独立記念式典の開催場所について、東カリマンタン州の新首都「ヌサンタラ」と中央ジャカルタの2カ所で開催すると明らかにした。
ヌサンタラでは、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領と次期大統領のプラボウォ・スビアント国防相、ジャカルタではマアルフ・アミン副大統領とギブラン・ラカブミン・ラカ次期副大統領が出席する。どちらの式典でも、国旗掲揚から全国各地の伝統舞踊の披露、国軍や国家警察によるパレードなど従前どおりに行われる予定だが、詳細は調整中だという。
ムハジル氏は、「宿泊施設の準備は進み、新空港の操業も式典に間に合う」と説明した。また懸念されたインフラ整備について、高速道路の最も進捗の早い区間は90%に達し、7月末に完工するとの運輸省の見通しを示した。