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ヌサンタラで建設の遅れから人工降雨を試行

インドネシアの新しい首都であるヌサンタラでは、激しい降雨による建設工事の遅れを防ぐために人工降雨技術が試されている。

政府は独立記念日である8月17日にヌサンタラで独立記念式典を行い正式に首都を移転することを計画している。しかしながら、気象・気候・地球物理学庁によると、毎日の降雨により建設工事が遅れていることを理由に、建設工事会社から、人工降雨技術で降雨が別の場所で起こるようにするか、あるいは降雨量を少なくするよう同庁に対して要請が行われているという。同庁ではヌサンタラ周辺で1週間ほど人工降雨技術を実施し、その結果をみて継続するかどうかを判断する。

政府は2045年までにヌサンタラで190万人が生活することを計画している。9月には大勢の公務員がヌサンタラに移動する予定だが、建設工事の遅れから計画に遅れが生じている。