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バリ島で台湾人103人を逮捕 サイバー犯罪の疑いで

法務・人権省入国管理局は6月26日、バリ州タバナン県のヴィラに滞在していた台湾人103人をサイバー犯罪の疑いで逮捕した。

シルミー・カリム入国管理総局長によると、容疑者らは男91人、女12人からなるサイバー犯罪集団で、2023年から段階的にバリへ入国して犯罪を続け、頻繁に滞在場所を変えていたという。海外のコーディネーターと連絡を取り合いながら、マレーシアに住む人たちをターゲットにしていたとみられる。容疑者らは、バリ入国管理局へ移送された。

事件発覚の端緒となったのは、同ヴィラで怪しい外国人が多くいるとの通報があり、入管が家宅捜索をした。犯罪に使用したとみられるパソコンや携帯電話を現場から押収し、詳しい捜査を続けている。