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米需要に追いつかない国内生産、続く輸入依存

(c) TheJakartaPost

米の国内生産が需要に追いつかず、輸入依存が続いている。統計庁(BPS)の2月のデータによれば、インドネシア人の一人当たりの米の消費量は、2007年は週1.7kgであったが、2023年には週1.5kgに減少している。

インドネシア政治経済学会(AEPI)の農業専門家フドリ氏は、「一人当たりの消費量が減少しているにもかかわらず、人口の増加に伴って総消費量が増加し、全国的な需要を満たすために輸入に依存している。」と指摘している。同氏は、土地不足、かんがいインフラの不備、官僚的手続きの問題を挙げ、解決には政治的意志が必要との見解を示している。政府は今年最大500万トンの米を輸入する必要があると予想されている。