シンガポールのゴルフコースが減少する中、インドネシアはリアウ諸島をゴルフ観光の中心地として位置づけることを目指している。リアウ諸島はバリやジャカルタに次ぐ第3の観光客入国地で、合計10のゴルフコースがある。シンガポールからフェリーで1時間未満とアクセスも良好だ。サンディアガ観光・創造経済大臣は、政府の「10の新しいバリ」イニシアティブの一環として、トバ湖、マンダリカ、ラブアンバジョなどの観光地でもゴルフ観光を推進することを提案した。
インドネシアゴルフ協会のベルナルディノ氏によると、COVID-19パンデミック以降、インドネシア人のゴルフ参加率が20%増加し、ゴルフの人気が高まっている。しかし、インドネシアはベトナムやタイに比べてリゾートコースで遅れを取っているため、ゴルフ協会は包括的なゴルフパッケージの開発を進め、地域航空会社と連携してゴルフツアーを推進する計画だ。