ランプン州スプティ・スラバヤで行われた村の結婚式で6日、事件があった。伝統的な形式を重んじる結婚式で、式中に結婚相手の家族を紹介する際に合図として実弾を空に放つという。主賓として参列していた中部ランプン県地方議会のムカダム(48)議員が、その役割を担ったところ、誤って正面方向へ発砲した。銃弾は、約20メートル離れたひな壇に座っていた新婦の頭部にあたり、新婦はその場で死亡が確認された。
警察は同議員を容疑者として認定し、取り調べでは、「実弾が入っていると思わず、レバーを引いてしまった」と容疑を認めている。この事件に対しネットユーザーからは、「誰の拳銃? 警察が取り締まるべき」や、「危険な伝統はなくしてしまえばいい」といった非難の声が多く寄せられている。