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地滑りで12人死亡、18人不明 スラウェシ島

(c) TheJakartaPost

スラウェシ島北部のゴロンタロ州で7日、違法な金の鉱山で豪雨による地滑りが発生し、少なくとも12人が死亡し、18人が行方不明になった。

地元の遭難救助局のヘリヤント氏によると、朝方に発生した地滑りで鉱山の坑夫や違法鉱山周辺の住民が犠牲になった。捜索隊は5人の生存者を救出し、8日には18人の行方不明者の捜索を行った。

ヘリヤント氏は「国の災害救助隊、警察、軍から派遣された164人が行方不明者の捜索に当たっている。」と述べている。しかしながら被災地までの20キロの道程を徒歩で移動しなければならず、ぬかるんだ道と降り続く雨のために捜索は難航しているという。国家防災庁(BNPB)によると、複数の家屋が倒壊し、橋が1つ損壊しているという。

4月には南スラウェシ州で豪雨による地滑りで18人が死亡している。5月には西スマトラ州で洪水と地滑りにより50人が死亡している。