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ガザへの人道支援に病院船を準備

造船企業のPT PALインドネシアは、プラボウォ・スビアント国防大臣の指示によりインドネシア海軍が所有する病院船(病院の機能を持つ船)、ワヒディン・スディロフソド991をパレスチナ自治区のガザ地区に人道支援のために送る準備を行っている。PT PALは、任務を遂行するための全面的な技術チェックや装備の準備とともに、人道支援活動であることを示すために船体を白色に塗り直す作業をすでに行ったという。これは1949年のジュネーブ条約で定められているもので、同船が戦争において中立の船であり、差別なく必要な人々に人道支援を行うことを示している。

近日中にインドネシアはパレスチナ近郊海域の医療施設を補うため、軍を派遣し病院船を送る予定だという。この病院船は1万海里までの航行が可能で最大200トンの支援物資が輸送できるため、長距離を移動し大量輸送が必要な人道支援において有効であるとした。