不動産情報サイトのRumah123が行った調査で、新首都ヌサンタラ（IKN）周辺地域の住宅需要が63.4%増加しているという。IKNとその周辺地域の昨年の経済成長率はインドネシア全体の国内経済成長率を上回り、この地域の経済活動が発展していることを示している。この地域の戸建住宅や土地などの不動産の需要も増加し、今年1〜4月の調査で最も住宅需要が増加したのはバリクパパンとサマリンダで、土地の需要が増加したのは北ペナジャムパセルとクタイカルタヌガラであった。
不動産を求める人々の大半はIKN周辺とジャカルタ出身者が占め、その多くが18〜34歳の若い世代で、各地域でおよそ半数から7割を占めている。これは若い世代がIKNに対して大きな関心を寄せていることが要因だという。彼らの一部はこれを不動産投資のチャンスとし、IKN周辺地域を将来的に不動産価値を上げる見通しのあるエリアとして注目しているという。
