今年11月に実施予定のジャカルタ特別州知事選挙に先立ち、世間ではアニス・バスウェダン氏とリドワン・カミル氏の名前が盛んに飛び交っている。アニス前知事は福祉正義党（PKS）および国民覚醒党（PKB）からの支持を得て州知事選立候補の意向を表明している。リドワン・カミル氏はゴルカル党および国民信託党（PAN）からの支持を得ており、同氏も州知事選の立候補が濃厚と支援者らから有力視されている。
複数の世論調査機関が州知事選についてのアンケートを実施しており、現時点で立候補の意志を表明していないバスキ・チャハヤ・プルナマ（通称アホック）前知事も含め3名の名前が頻繁に挙がっている。
調査機関プロキシミティでは、アニス氏18.5%、アホック氏14%、リドワン氏12.5%（5月実施）、調査機関ASIではリドワン氏30.5%、アニス氏29%（4月実施）、調査機関LSJではリドワン氏23.4％、アニス氏18%、アホック氏8.7％（1月実施）との結果が出ている。
