次期大統領に決定しているプラボウォ・スビアント現国防相は7月27日、オリンピックの開催地パリを訪れ、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長と会談を行った。
会談では、インドネシアと国際的スポーツ機関の関係を強化し、スポーツの振興を通じて若い世代に国際協力の重要性を伝えていくことについて再確認した。会談には、インドネシアから青年・スポーツ大臣、国営企業大臣、インドネシアオリンピック委員会(KOI)会長らが同行した。バッハ会長は一行を温かく歓迎し、固い握手を交わした。会談の最後には、バッハ会長からIOC設立の地ソルボンヌ大学の創立者がデザインした記念メダルが贈呈された。プラボウォ氏から今回のオリンピックには何か国の選手が参加しているのか問われたバッハ会長は「206(の国と地域)です」と答えた。