5000人突破!ライフネシア公式LINE・登録はこちら

中部カリマンタンで大規模稲作計画

政府は、新首都ヌサンタラへの食料供給を目指し、中部カリマンタンに50万ヘクタールの稲作地を開発しようとしている。アンディ農業大臣は、かつてスハルト政権下での開発プロジェクトが行われたダダフップ地方を視察した。

政府は、地元住民や投資家と協力しながら、約21,224ヘクタールの未使用土地を活用して食料生産を促進する計画を立てている。しかし、経済・法律研究センター(CELIOS)のビマ氏は、「現地住民との協力不足や泥炭地での稲作の困難さから、これまで中央カリマンタンでの複数の食糧基地プロジェクトは難航している。ヌサンタラは今後も長期間にわたり、ジャワ島やスラウェシ島などの他地域からの食料供給に依存する可能性が高い。」と指摘している。

政府は米の自給自足に向けて、中国の技術協力を得て1万ヘクタールの農地開発も計画している。