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エムポックス 累計感染者88人に

保健省疫病予防管理局の8月17日時点の発表によると、エムポックス(サル痘)の2022年以降の累計感染者数が88人となった。地域別の感染者数は、ジャカルタで57人と最も多く、次いで西ジャワ州13人、バンテン州で9人、東ジャワ州とジョグジャカルタで3人、リアウ諸島で1人の発症事例が報告されたが、87人がすでに回復しているという。

エムポックスは2023年10月に感染のピークを迎え、致死率は0.17%と高くないものの、非常に感染しやすいことで保健省が注意をよびかけていた。しかし現在は、エムポックスの感染がアフリカ大陸で再拡大しており、世界保健機構(WHO)は14日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。緊急事態宣言は、2022年に続いて2回目だが、子どもや女性の間で感染が拡大し、致死率も上がっているとしてより警戒を強めている。