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スカブミで地滑り 一時107人生き埋め

西ジャワ州スカブミ県チソロック区で12月31日午後6時頃に土砂崩れが発生し、付近の家屋数十棟が被害を受けた。
国家災害対策庁(BNPB)によると、住民ら計107人が一時土砂に埋もれ、レスキュー隊、インドネシア国軍、国家警察、国家遭難救命隊(Basarnas)、インドネシア赤十字などが救助活動を行ったが、38人が行方不明となった。足場が悪いために重機が使用できず、捜索は難航した。
1月5日になっても捜索活動は続いており、救助活動支援のため西ジャワ州警察とスカブミ県警察から315人の警察官が新たに追加派遣された。この日の捜索では男性1人と女性3人の遺体が新たに発見され、この土砂災害で合計22人の死亡が確認された。年末に大雨が降り続き、地盤が緩んでいたことが原因と見られている。