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中産階級、食費と住居費が家計の大部分を圧迫

ジャカルタに住む中産階級層は、日々の生活必需品が月収に大きな圧力をかけているため、経済的な安定を得るのに苦労していると感じていることが政府の統計でも裏付けられている。

統計局(BPS)は、2019年の世界銀行の基準に基づき、月々の支出で人々を分類し、2024年に月の支出が582,932ルピア未満の人は貧困層、その1.5倍から3.5倍の人は成長途上の中産階級、3.5〜17倍(約204万〜991万ルピア)の人は中産階級、それ以上は上流階級と定義している。

コロナ禍の影響で中産階級の割合は2019年の21.45%から2024年には17.13%に減少しており、将来的な経済ショックに対する脆弱性が増している。中産階級の支出の約3分の2を食費と住居費が占め、娯楽や耐久財への支出は減少している。

専門家は、中産階級の経済的負担を軽減するために、無料教育や医療の提供が必要だと指摘している。