5000人突破!ライフネシア公式LINE・登録はこちら

モスクと教会つなぐ「友愛トンネル」 ローマ教皇が視察

インドネシアを初訪問したローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は9月5日、ジャカルタにあるイスティクラル・モスク(国内最大級のモスク)とカトリック大聖堂をつなぐ地下トンネル「シラトゥラミ・トンネル」(友愛トンネルの意)を視察した。同モスクと大聖堂は友好的な関係を構築しており、互いの駐車場を双方の利用者に開放している。視察を終えたローマ教皇は、このトンネルは2つの(異なる)宗教礼拝所が向かい合っているだけではなく、互いにつながっていることを示しており、宗教共同体間の連帯と団結の象徴である」と語った。

トンネルは2023年12月24日に制限付きで開通しているが、一般開放はまだ。この日は、ローマ教皇の訪問に合わせて特別に開放された。長さ33.8メートル、高さ3メートル、幅4.5メートル、総面積約340平方メートルの友愛トンネルはPUPR省が2020年に建設を開始した。総工費は373億ルピア。