5000人突破!ライフネシア公式LINE・登録はこちら

南パプアで4万ヘクタールの農地開発完了

農業省は、南パプア州メラウケ地区で4万ヘクタールの湿地を農地に転換する作業を完了したと発表した。農業省農業インフラ施設総局のハーマント氏は、「これは国内の食料安全保障を強化するための取り組みの一環で、農家はすぐに稲作を開始できる状態にある。」と述べた。

新しく整備された農地は、タナミリングとクリックで1万ヘクタール以上、セマンガとマリンドで6,000ヘクタール、ジャゲボブで1,600ヘクタール、メラウケで約4,000ヘクタールに及ぶ。橋やかんがいシステムの整備、農業用水ポンプの設置も行われた。農業省は農家へ最新の農業機械を提供し、年に2〜3回の作付けを行い、生産増強を目指す。今回のプロジェクトはエルニーニョ現象や食料危機に備えるための政府の取り組みで、インドネシア軍(TNI)の協力のもとで進められた。