バスキ・チャハヤ・プルナマ(通称アホック)前ジャカルタ特別州知事の前妻、ヴェロニカ・タン氏のプラボウォ・スビアント大統領新政権下での入閣が確実視されている。
ヴェロニカ氏は10月14日夜に南ジャカルタ市にあるプラボウォ氏の邸宅を訪問しており、女性エンパワーメント・児童保護(PPPA)大臣を打診されているとの憶測が広まっているが、報道陣の質問に対しては具体的な役職名を明らかにしなかった。一方で、「女性、子どもを含む国民のため(大統領と)お互いに助け合う意志がある」と述べ、入閣への意欲を示した。
ヴェロニカ氏は前の夫であるアホック氏を実業家として支え、同氏が政治の世界に進出してからも近くで支え続けた。また、アホック氏との間に3子をもうけており、同氏が投獄された後も支えていたが、2018年にアホック氏が離婚訴訟を提起した(同氏はその後再婚)。