9月の自動車生産は前年同月比11%減の101,688台まで落ち込んだ。インドネシア自動車工業協会(ガイキンド)のデータによると、9月の生産台数は前月比でも5.8%減少している。
ガイキンドのジョンキー会長は、「消費者の購買力低下やルピアの対ドル安、高金利が自動車業界に打撃を与えている。」と述べた。同氏は政府に対し、コロナ禍時代の自動車購入税(PPnBM)免除の復活を提案しており、低迷する自動車市場の販売促進を期待している。
最新の製造業購買担当者指数(PMI)報告によると、9月のPMIは8月の48.9からわずかに上昇して49.2となったが、50ポイントを3カ月連続で下回り、業界の縮小が続いている。トヨタは9月に約44,000台を生産し、4輪車の中で最大の生産量を記録したが、販売台数は前年同月比で11.9%減少した。