インドネシア国家開発計画庁(BAPPENAS)は、プラボウォ新大統領の計画に基づき、GDP成長率を8%に引き上げる2つのシナリオを策定した。
1つ目のシナリオは、初年度に5.7%の成長を達成し、その後毎年増加し最終的に8%に到達する計画で、5年間の平均成長率は6.9%となる。2つ目のシナリオは、3年目に8.3%の成長を目指すという、より積極的な成長戦略で、5年間の平均成長率は7.7%となる。
BAPPENASのアマリア氏は、「産業化やインフラ整備、地元産食材を使用した無料給食プログラムの実施が経済成長を促進するだろう。」と語った。インドネシアのGDP成長率は、過去10年間で5%前後にとどまっており、ジョコ・ウィドド元大統領も7%という野心的な目標を掲げていたが、達成には至らなかった。