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文化資産がもたらす経済・社会・環境への影響

Tenggara Strategicsとインドネシア戦略国際問題研究所(CSIS)は、「文化の道:経済、社会、環境への影響」という研究を発表し、インドネシアの文化資産が多面的に貢献していることを明らかにした。

バティックなどの伝統的な生地は、輸出だけで10兆ルピアを生み出し、伝統布フェスティバルでは1回で7億ルピアの収益を見込む。国立博物館は、5年間で3,720億ルピアの価値を創出し、さらに2兆ルピアの資産評価上昇が期待される。ハーブ製品・スパサービスは年間23兆ルピア、ウェルネスツーリズムも35兆ルピアを生み出している。バリのスバックかんがいシステムは、観光活動を通じて年間約30億ルピアを地域に貢献。社会的投資収益率(SROI)では、伝統衣装が1:5から1:8、スバックは1:29と非常に高い効果がある。環境面でも、博物館やバティック企業、スバックシステムがカーボン排出量削減に貢献できるとされている。