インドネシア闘争民主党(PDIP)は12月16日、第7代大統領を務めたジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)氏を幹部から解任し、同氏および長男のギブラン・ラカブミン・ラカ氏(現職副大統領)、ボビー・ナスティオン氏(現職メダン市長でジョコウィ氏の義理の息子)、その他の党員27名を除名するとの決定を公表した。
この決定は、PDIPのメガワティ・スカルノ・プトゥリ党首から直接指示があったことが明らかになっている。除名の理由は、同党の倫理規定に反するためと発表された。背景には、今年の大統領選挙でPDIPが擁立していた候補ではなく、先進インドネシア連合(KIM)から出馬していたギブラン氏を支援したことが関係しているとみられる。