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国軍兵士3人がレンタカーオーナーを射殺 タンゲラン

バンテン州セラン県のタンゲラン~メラック高速道45キロ地点のサービスエリアで1月2日、海軍に所属する国軍兵士が、レンタカー会社のオーナー男性(48)を射殺する事件があった。事の発端は、国軍兵士のひとりが横領する目的で身元を偽ってレンタカーを借り、その後共謀する別の兵士に引き渡して逃走した。男性は、全地球測位システム(GPS)の位置情報から盗難されたレンタカーの場所を割り出し、現場で犯人を問い詰めたところ暴行されたうえに射殺された。

警察は、この事件に関わった兵士4人のうち2人を逮捕、逃走した2人を指名手配した。海軍は「規則に則って、厳格に対応する」と述べ、詳しい捜査を続けている。昨今、インドネシア全土で国軍兵士による民間人への暴行や殺害といった犯罪が横行し、国民から不満の声があがっている。