5000人突破!ライフネシア公式LINE・登録はこちら

6年逃亡の指名手配犯をシンガポールで逮捕

汚職撲滅委員会(KPK)は1月24日、6年間国外逃亡していたパウルス・タンノス容疑者(71)が同月17日にシンガポールの反汚職調査機関(CPIB)に逮捕されたと明らかにした。

カード会社の社長だったパウルス容疑者は、電子身分証(e-KTP)調達の汚職事件で元国会議員ら3人と共謀して国に2.3兆ルピアの損失を与えたとして2019年8月に指名手配された。しかし、名前をチン・ティアン・ポーに、国籍を西アフリカのギニアビサウ共和国に変えて逃亡を続けた。24年にシンガポールに潜伏しているとの情報を得たインドネシア政府がCPIBに捜査の協力を要請していた。

パウルス容疑者以外の3人はすでに逮捕、起訴され服役している。現在、パウルス容疑者はチャンギ刑務所で身柄を拘束され、犯人引き渡し条約に基づいた強制送還の手続きが進められている。