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アチェの刑務所で50人が集団脱走

アチェ州東南アチェ県で3月10日、クタカネ刑務所からおよそ50人の受刑者が脱走する事件が発生した。

地元警察は翌日朝、自首をした4人を含めて脱走者16人を確保したと述べた。スマルソノ警察署長は地元メディアに、「警察は精力的に脱走者を探している。自ら出頭すれば厳罰は科されないのだから出頭するようにと求めている。」と述べた。また、地元の要所に見張りを設置し、地元住民に対して脱走者に関するどのような情報でもよいので提供するよう求めているとも話した。

クタカネ刑務所のハシム所長によると、受刑者らは午後6時20分頃、刑務所内の2つの防護扉を通り抜けたが、最後の扉を開けることができなかったため、天井を壊し屋根に上って脱走した。脱走者のほとんどが薬物に関する犯罪を犯した受刑者だという。事件発生当時、362人の受刑者に対して刑務官がわずか6人しかいなかったことが分かっている。