【5/20-21】ビジネスパーソン交流会開催 詳細はこちら

政府、無料給食プログラムに171兆ルピアを投資

政府は、プラボウォ・スビアント大統領が推進する無料給食プログラムに対し、今年171兆ルピアの予算を確保した。これは当初予定の71兆ルピアから100兆ルピアの大幅増額となる。財源は、各省庁や地方政府の予算を約250兆ルピア削減し、給食プログラムと国家富裕基金「ダナンタラ」に再配分することで確保された。財務相スリ・ムルヤニ氏によると、3月中旬時点で7,105億ルピアが支出され、約200万人の児童や妊産婦に給食が提供された。

政府は9月からの本格運用を目指し、月額25兆ルピアの運営費を4カ月分確保。プログラムの対象者も当初の1,790万人から8,290万人に拡大した。この事業の年間予算は約460兆ルピアと試算されているが、プラボウォ大統領は資金調達に自信を示している。政府は地元経済の活性化と貧困層の負担軽減を目的に、栄養供給拠点(SPPG)を全国で増設し、事業拡大を推進している。